年収1000万円以上では2割超-ゴルフはシニア・リッチ層の娯楽!?
2009/10/14 07:24
DIMSDRIVEは2009年10月13日、ゴルフに関するアンケート調査結果を発表した。それによると、現在ゴルフをしている人は全体では約1割に留まっているものの、男性よりは女性の方が、年収・年齢にはほぼ比例する形でその割合が増加する傾向にあることが分かった。男性60代は約2割、年収1000万円以上では2割以上の人が「現在ゴルフをしている」と回答している(【発表リリース】)。
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今調査は2009年5月27日から6月11日にかけて、インターネット経由で行われたもので有効回答数は8053人。男女比は48.3対51.7で、年齢階層比は30代33.0%・40代29.9%・50代15.5%。
駅のホームなどでサラリーマンがゴルフのクラブをショットする真似(フォームの練習)を見ていると、「この人、ゴルフをしているのかな」と思うことがある。また、ドラマや映画、漫画などでは「接待ゴルフ」と称し、お得意先などと休日ゴルフに出かけるシーンを良く目にする。それでは実際には、ゴルフはそれほど浸透しているのだろうか。ゴルフ場に足を運ぶだけでなく、練習場(いわゆる「打ちっぱなし」など)の利用も含めて、現在ゴルフをしているか否かについて尋ねたところ、現在もしている人は9.3%だった。意外に少ないように見えるが、「以前はしていたが現在はしていない」人が26.0%に達しており、これをあわせると3割に届く。
現在ゴルフをしていますか(練習場含む)(※は少数意見のため参考値)
年齢階層別・性別にみると、キレイな形で「女性よりも男性」「若年層よりも高齢層」の方がゴルフをしている・経験があることが分かる。特に男性50代以上において「現在している」人が多いのは、時間的・金銭的が出てきたからなのかもしれない。
一方で世帯年収別にみると、こちらも見事に「高年収の方がゴルフの経験者・現在している人」が多いことが分かる。
現在ゴルフをしていますか(練習場含む)(世帯年収別)
クラブはレンタルをすればいいし、ゴルフ場そのものの利用も一時期と比べるとずいぶんと低コストでできるようになった。とはいえ、凝りだすとそれなりにお金と時間を必要とするものに違いはないし(これはどんな趣味にも共通しているが)、何より「ゴルフにはお金がかかる」「リッチ層がする優雅なスポーツ」というイメージが強い。実際、同調査でもゴルフをしない人において、しない理由のトップには「お金がかかりそう」がついている(62.4%)。
今調査結果を見る限りでは、「ゴルフは優雅なシニアのステータス」という認識が世間一般に広まっており、それを裏付けるだけの利用実態がある、と考えてよいのかもしれない。
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