【更新】水上でもボートに競り勝つ自動車はいかが?

2009/10/11 09:41

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WaterCar「Python」イメージ自動車は陸を走れるが水の上は走れない。船は水の上を走れるが陸の上は走れない。これは誰もが知っている、世界共通の常識である。ところが【水の上までスイスイ走る! 日本初・水陸両用タクシーが大阪で運行(運航)開始】にもあるように、世の中には水陸両用の機能を持つ自動車が存在し、その常識を打ち破ってくれる。先日【Toxel.com】でも、(海外では)比較的手身近に購入が可能そうな水陸両用車【WaterCar】が紹介されていた。今回はこれをチェックしてみることにしよう。



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WaterCar「Python」。
WaterCar「Python」。

動画を見ると陸上の走行性能は他の自動車と比べてもそん色ない。そしてまるで入水事故を起こしているように見えるぐらいにあっさりと水上に侵入し、何事も無かったかのように「航行」しているのが分かる。自動車に水上走行機能を付けた、というよりは高速ボートに陸上走行機能を付けたような感が強く、両ドアは水が車内に侵入するのを防ぐ仕組みになっている。



はたから見れば「浮かんでいる自動車」。色々な意味で目立つこと間違いなし。
はたから見れば「浮かんでいる自動車」。色々な意味で目立つこと間違いなし。

販売しているタイプは上記動画にあるスポーツカータイプの「Python」と、下の動画にあるジープタイプの「Gator」の二種類。Gatorはまだありがちな気もするが、やはりPythonはびっくり度の点で遥かに上。


WaterCar「Gator」。
WaterCar「Gator」。

気になる価格だが、元記事では20万ドル(2000万円)以上という表記(「Python」)がある。また[公式サイトの注文ページ]によると、生産は完全受注によるもので、保証金(前金)として5000ドル(50万円、「Python」の場合)が必要とのこと。どちらにしてもお金持ちの趣味的な車両の意味合いが強いので、これくらいなど大したものではないのだろう。

ちなみに日本でこの車両を走らせられるか否かだが、車検を通過するか否かという点でまず「難しい」といわざるを得ない。そして先の「日本初・水陸両用タクシー」にもあるように、水上航行の場合は自動車免許とは別の免許が必要になるため、陸も水上も自由に快適走行、というのは難しそう。動画の中でさっそうと走る姿を見て、「世の中にはこんな自動車もあるのだな」と堪能し、自己満足に留める方がよいのかもしれない。



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