【更新】「小銭貯金」半数近くが答えてる、もっとも大きな目的は何?
2009/10/09 17:17
情報サイト「ブロッチ」などを展開するアイシェアは2009年10月5日、いわゆる「小銭貯金」に関する意識調査の結果を発表した。それによると調査母体においては、「小銭貯金」をする人の最大の目的を「何となく」と答えている人は、5割近くに達していることが分かった。一方、明確な目的意識を持って貯金をしている人における目標は多種多様で、もっとも多くの人が回答したものは「節約」だった([発表リリース])。
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今調査は2009年9月10日から9月15日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの登録会員(携帯電話による個人認証を利用したもの)に対して行われたもので、有効回答数は555人。男女比は57.1対42.9で、年齢階層比は20代35.1%、30代30.8%、40代34.1%。
財布の体積を膨張させる要因となる小銭たち。適量なら支払いの際に役立つものとなるが、あまり多すぎると重たくなる一方で、財布のフタが閉まらなくなることもある。そういった事態を避けるため、小銭を財布などから避けておく際に、適当な入れ物、あるいは貯金箱に入れて置くことを「小銭貯金」と呼んでいる。
この「小銭貯金」について、したことがある人は全体の47.9%。男女別ではやはり女性の方が多めの回答が出ている。お買い物の機会が多いだけに、小銭も発生しやすいからなのだろう。
小銭貯金をしたことがありますか
「邪魔だから除けて置く」だけなら一時退避に過ぎない。逐次財布に戻せばよいだけの話。ところが貯金箱に入れたりそのまま小銭を蓄積した場合、いわゆる「貯金」「蓄財」ということになる。この、退避的にではなく「貯めている」という意思を明確にした上での「小銭貯金」について、どんな目的・目標を設定しているのだろうか。もっとも大きな目的を、一つだけ答えてもらったところ、最多数意見は「何となく」で47.4%。特に買いたいものなどの目標があるわけではなく、せっかくだから貯めてみようか、という程度の軽い気持ちであることが多いようだ。
小銭貯金をする、最も大きな目的は?(する人限定)
目的意識は強い。
しかし同時に途中で
誘惑に負けて使う場合も多く
結局継続性は男女変わらず。
貯金をしたことがある人ならお分かりいただけるだろうが、貯金自身は目的意識を強く持った方が継続できる可能性が高い。女性の方が具体的目的意識を強く持っているのだから、貯金そのものも長く続けられそうなものだが……別項目の結果を見る限りでは、男女ともあまり違いが無い。お金に対する目的意識が強い代わりに、お金を使うことへの誘惑への抵抗力は弱く、結局男性と「貯金の継続性」の点で、大きな差が出なかったということのようだ。
小銭貯金は日頃から少しずつでも実行しておくと、いざという時に役立つことが多い。くせをつけておくことをお勧めする。容れ物は何でも良い。貯金箱をわざわざ用意しなくとも、ジュースの空き缶や空き瓶、クッキーの空箱やお茶の葉の缶で構わないのだから。
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