家猫を飼っている人の頭痛のタネを一つ解消できるかもしれないアイディア家具
2009/10/09 07:36
ペットの代表格である「猫」を飼う際、多くの人が「家猫(室内猫)」として飼っているものと思われる。その場合、飼い主が手間をかけ、頭を悩ませているであろう問題の一つが「猫砂」。要は猫向けのおトイレなのだが、結構なスペースを取るし、室内のデザイン的にも違和感を覚えるものが多い。先日【INVENTORSPOT】で紹介されていたのは、そんな猫の飼い主の頭痛のタネを解消できるかもしれない、ちょっとしたアイディアが詰め込まれた家具だ。その名も【Corner Litter Cabinet】。直訳すると、「角トイレ棚」である。
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Corner Litter Cabinet
外見は、部屋の角にすっぽりと収まるシックなマホガニー色(合板製)のキャビネット。写真にあるように、ちょっとした書籍や花瓶を置いてもぴったりくる。そしてその中央には猫が出入りする小さな扉があり、秘密基地のような感じになっている。元々狭いところ、すき間が大好きな猫のこと、少なくとも怖がったり毛嫌いすることは無い。
そして大きなフタを開けると、中には猫のトイレ用の「猫砂」が入っているのが分かる。飼い主は定期的に大きい方のフタを開け、猫砂のお掃除をすればよい、というあんばい。これなら他の家具とも違和感を覚えることなく置けるし、何よりも角のスペースを有効に使えるというメリットもある。
「猫砂」の問題点の一つに「匂い」がある。ましてやこのようなキャビネットタイプだと、匂いがこもるのでは、と心配する人もいるだろう。その点にも配慮がなされていて、キャビネット後部には換気のための窓、匂いとりのフィルタ取りつけ口が用意してある。
キャビネット後部には換気口・フィルタの設置場所も
価格は149.99ドル(1万5000円)。色は写真のマホガニー色の他に、もう少し薄い色・濃い色の計3色が用意されている。サイズは67センチ×59センチ×47.6センチ。トイレ部分は12.7センチ×56センチ×45.7センチ。2匹がいっぺんに入るとパニック状態になるが(笑)、そのあたりはちゃんとしつければ問題は無い。
部屋の角におけるタイプではないが、日本でもこのようなキャビネットタイプの「猫砂トイレ」はいくつか見受けられる。猫砂トイレの置き場所に悩んでいたら、こんな選択肢を選んでみるのも良いだろう。
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