【更新】ケータイ使ったプライベートの会話、直接話す? それともメール??
2009/10/07 06:42
情報サイト「ブロッチ」などを展開するアイシェアは2009年10月6日、携帯電話のメールの送受信に関する意識調査の結果を発表した。それによると調査母体においてプライベートで携帯電話の会話をする場合、通話とメールではメールを用いて行う場合が圧倒的に多いことが分かった。全体では7割近く、女性に限れば8割近くが「メールで行う」と回答している。携帯電話が携帯「電話」ではなく携帯「メール端末」となりつつあることを改めて実感させられるデータといえる([発表リリース])。
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今調査は2009年9月11日から9月16日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの登録会員(携帯電話による個人認証を利用したもの)に対して行われたもので、有効回答数は570人。男女比は55.1対44.9で、年齢階層比は20代33.9%、30代33.0%、40代33.2%。
かつては本当に「携帯する」だけの「電話」だった携帯電話も、小型化に加えてインターネット機能が付与されて高性能化するにつれて、総合情報端末化・インターネット端末化する傾向を強めつつある。今調査では「プライベートにおいて携帯電話を使って会話を行う際、通話とメールどちらの利用頻度が高いか」について尋ねているが、7割近くが「メール」という結果が出た。今調査だけを見れば、携帯電話は携帯メール機と呼んだ方がふさわしいようだ。
プライベートでの携帯電話の会話はどちらの利用が多いか
実際の利用頻度を尋ねる調査は他調査機関でも例えば【携帯の利用頻度は「メール」「通話」「ネット」の順、お昼と帰宅後はメールばかり】や【ケータイで無くては困るその機能、通話よりも大切なのは……!?】などで行われているが、いずれも「通話よりインターネット、メール機能の方が大切・多く使う」という結果が出ている。私的な利用においても携帯電話での意思疎通は「メールが主役」で間違いないようだ。
また、当然ながら男性よりも女性の方が、メールの利用度が多い。男性が6割ちょっとでしかないのに対し、女性は8割に迫ろうかという勢いである。「女性イコールおしゃべり」というイメージがあるが、携帯電話の世界ではその「おしゃべり」はメールによるところという常識になりつつあるようである。
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