高校生のケータイ利用方法はまず「メール」、女子高生は「プロフ」「SNS」でコミュニケーション重視
2009/10/03 09:26
マクロミルは2009年9月30日、高校生の携帯電話の使用状況に関する調査結果を発表した。それによると、調査母体に携帯電話の使い方を尋ねたところ、もっとも多かったのは「メール」でほぼ100%に達していたことが分かった。「通話」機能は8割強でしかなく、携帯電話が「電話」としてよりはメール端末としての役割が重要視されていることが再確認できる。また、男女では使われ方に大きな違いがあり、特に女性はコミュニティ系機能・サービスの利用を多用している傾向が見られる(【発表リリース】)。
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今調査は2009年9月15日から17日までの間に携帯電話経由で高校生に対して行われたもので、有効回答数は300人。男女比は1対1、学年階層比は非公開。
携帯電話にはインターネット機能をはじめ、さまざまな付加機能があり、今や持ち運び可能な情報端末としての立ち位置を確かなものとしている。いわば「デジタルの工具箱的ツール」のような携帯電話を、高校生はどのように使いこなしているのだろうか。大まかな機能を選択肢として挙げ、使っているか否かについて尋ねたところ、もっとも多くの回答が寄せられた機能は「メール」だった。
携帯電話の使い方(複数回答)
【ケータイで無くては困るその機能、通話よりも大切なのは……!?】にもあるように、携帯電話にとってもっとも大切な機能はメールやインターネットであり、音声電話(通話)はその後という認識が世間一般では主流となっている。この考え方は高校生でも同じようだ。
・女性……他人との架け橋
この傾向、特に「女性はコミュニケーションツールとして携帯電話を認識している」については、【男子はニュース、女子はブログや日記への書き込み……男女でも異なる高校生のケータイ利用】や【SNS、若者から中堅層に浸透中。流行の中心に居る10代はパソコンからケータイへ!?】などで幅広い年齢層において確認されている。
元々女性は男性と比べておしゃべりが好きというイメージがある。それがそのまま携帯電話を介したものに置き換わっただけ、と考えるのはあまりにも端折りすぎかもしれないが、全面的な否定も難しいように思える。
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