「質の高いTwitterのフォロワーを増やすために意識すべきこと」をブログにあてはめてみた
2009/10/01 07:38
先日【ツイッター(Twitter)】経由で知った、ウェブサイトのサポートビジネスを行う【EC studio】の社長、山本敏行氏のブログ【EC studio 社長ブログ】において、【質の高いTwitterのフォロワーを増やすために意識すべきこと】なる投稿が行われていた。要はツイッター上でフォロワー(自分の発言をチェックしてくれる人。RSSの購読者みたいなもの)の数を増やし、かつ高いレベルに留めるにはどうすべきかという方法論のようなものを説いたものだ。シンプルかつなるほどと思わせる内容だったが、良く読みなおしてみると、そのままブログの構築・運営にも当てはまるような気がしてきた。そこで今回は、氏の該当記事を元に「質の高いブログ読者を増やすために意識すべきこと」みたいなものを作ってみることにした。真実か否かは別として、うなづける部分もあるはずだ。
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プライバシーの問題、自分自身のポリシーなどと相談した上で、プロフィールページにて積極的に自分をアピール。運営者がイメージできないようなブログは、どうも近寄りがたい。
●投稿内容をある程度のジャンルに絞る
オールラウンドな傾向が強すぎると「あまりにも雑多すぎる」≒「面白くない」と判断され、読者は離れていく。脇道にそれることはあっても、本筋を忘れずに。
●有益な情報を展開する
直接運営者を知らない人にも「有益だ」と思ってもらえるような情報を記事にしていく。そのためにはまず運営者本人が「有益だ」と思えることを、あらためて認識できる感性を持つことが大切。そして「自分が知っているそのことを、読者が知っているとは限らない」との心意気で。
●投稿しすぎない
「RSS登録者を増やすコツ」などで良く語られる話でもある。検索エンジン対策のことを考えると一長一短。ブログ論では「数だけでなく質も重要」と解釈する。
●最新の記事を意識する
ブログの場合は(デザイン次第だが)たいていは最新の書き込みが一番上、一番目立つ場所にある。検索結果で来訪する人はともかく、定期的読者はトップページから目を通す。常に「最新の記事がブログの顔」足り得ることを忘れずに。
●読者数が多い方が良い
元記事は「フォロー数よりフォロワー数が多い方が良い」。そのままブログ論にコンバートすると「運営者が読むブログ数より、運営者のブログを読んでくれる読者の数が多い方が良い」という、良くわからない内容になる(汗)。そこで、読者数が多いと肩の荷・責任感も重くなるが、それだけやる気・モチベーションもグンと跳ね上がる……という形に書き換えてみた。「人に見られてるってステキ」と思えるようになれば、一流のブロガーだ(何か変だな)。
●携帯で写真を撮って投稿する
別にケータイで無くとも良いのだが、ビジュアル的な要素を取り入れた記事は、単なる文字よりも遥かに訴求力が大きい。動画ならなおさら。胸ポケットにおさまり、いつでもどこでも利用できる携帯電話のデジカメ(&ビデオ)機能は、利用できるタイプの記事ならどんどん活用しよう。……もちろん常識と良識を守った上で、の話だ。
●ブログ論を書く
ブログを運営していて気になったこと、考えたこと、方法論などを記事として投稿する。もちろん「ツイッター」もブログの一種なのだから、ツイッター関係の記事もOK。当然、今記事もこの項目に該当することになる。
●アクセス解析をする
最近のブログサービスではどこも多かれ少なかれアクセス解析機能が付いている。どの記事にどれだけの読者が目を通してくれたのか、検索経由で来た人はどんなキーワードを用いているのか、どこのサイトやブログ経由でやってきてくれたのかなど、自分のブログに秘められた様々な情報を解析し、より心地よく読者が過ごせるような構成を目指そう。時には臨機応変な対応も必要だ(例:【「Wiiはどこに売っているの?」アクセス解析で見る、検索サイトの使われ方と臨機応変な対処法】)。
●ブログの面白さを友人に紹介する
すでにブログを知らない人はいないだろうから、元記事の「Twitterのおもしろさを友人に紹介する」をそのままブログにコンバートしてもあまり意味が無いような感もある。まだパソコンや携帯電話、ブログのことをあまり知らない人に対して、くらいだろうか。もちろん各種メディアリテラシーを一緒に教えてあげねばならないことは言うまでも無い。
元々ツイッターは「ミニブログ」という説明方法にもあるように、キツい制限付ながらも媒体としてはブログに近い。だから方法論もほぼそのまま使えるのは、ある意味当然といえる。中にはツイッターだからこそのもので、ブログに置き換えると多少首を傾げてしまうような部分もあるが、多くはそのままブログ論としても納得のいくものだ。
すでにブログを運営している人は、再確認のためのチェックリストとして用いるのもありだろう。
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