夕食のメニューを節約する主役、トップは安くてかさばる「もやし」が

2009/09/26 08:50

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もやしイメージDIMSDRIVEは2009年9月25日、節約メニューに関する調査結果を発表した。それによると、1年くらい前と比べて夕食費を節約している人がよく使っている食材として、もっとも多くの人が挙げたのは「もやし」だった。夕食費節約者の約3割がもやしを良く使っていると答えている。次ぐ食材も「豆腐」と、豆派生食材に注目が集まっているようだ(【発表リリース】)。



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今調査は2009年6月10日から25日の間にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は9685人。男女比は50.3対49.7で、年齢階層比は30代32.6%・40代30.7%・50代16.0%など。

調査母体のうち、夕食費を節約するために節約メニューを作るか否かについて尋ねたところ、ほぼ半数の49.7%が「作る」と答えている。その49.7%の人に、「1年くらい前と比べて、最近の夕食で節約を意識してよく使っている食材」について自由回答で聞いてみると、3割近くの28.5%もの人が「もやし」と回答した。もやし、強し。

1年くらい前と比べて、最近の夕食で節約を意識してよく使っている食材(夕食費を節約している人のみ、自由回答)
1年くらい前と比べて、最近の夕食で節約を意識してよく使っている食材(夕食費を節約している人のみ、自由回答)

第二位の「豆腐」も豆から派生した食材であり、冒頭でも触れているように豆関係の食材の強さが改めて確認できる。三位以降には鶏肉やキャベツ、野菜全般など以前からも比較的安価な食材として名を知られていたモノたちが名前を連ねているのが分かる。

なお具体的な節約・もやし料理としてリリースでは

<多かった節約料理>
・カレー
・おから/豆腐ハンバーグ
・お好み焼き
・野菜炒め
・マーボー豆腐
・チャーハン

<様々なもやし料理>
・もやし料理(ナムル・炒めなど)
・もやしのコンソメスープ
・もやしのなんちゃってミートソーススパゲティ
・もやしポン酢

などがリストアップされていた。「節約料理」は単に節約料理というより、庶民的な雰囲気が強い料理、「もやし料理」はもやしそのものの料理として以前から知られていたものだけでなく「他の料理の食材をもやしで代用する」代替食材として使っているのも確認できる。

もやしは一袋20-50円ほどで手に入り、かさも大きく、カロリーもほとんど気にならない量でしかないことから、節約以外にダイエット食材としても良く使われる。日持ちしないのが難点だが、今後しばらく不景気が続きそうな状況を見るに、ますます「食卓の友」として愛食されることだろう。



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