【更新】日常の 何気なきシーン 撮影に 使う機材は デジカメ? ケータイ??

2009/09/25 05:19

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携帯電話のデジカメイメージ情報サイト「ブロッチ」などを展開するアイシェアは2009年9月24日、カメラの利用シーンと撮影に関する意識調査の結果を発表した。それによると調査母体において、日常の何気ない風景や人物を撮影するといった「スナップショット」を撮る時に使う機材としては、カメラ付き携帯電話を用いる人がもっとも多く過半数を占めていた。一般のデジタルカメラより回答率は高く、「気軽な撮影用機材」として携帯電話のデジカメ機能が広く普及していることを表している([発表リリース])。



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今調査は2009年9月4日から9月9日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの登録会員(携帯電話による個人認証を利用したもの)に対して行われたもので、有効回答数は589人。男女比は53.8対46.2で、年齢階層比は20代34.3%、30代31.4%、40代34.3%。

使い捨てカメラの普及で「個人で気軽に写真撮影」というカメラの使い方が一挙に普及し、デジタルカメラの登場・普及は「失敗を気にすることなく何度でもシャッターを押して写真を撮れる」ことを可能にしてくれた。そしてデジカメ機能付きの携帯電話により、「気兼ねなく持ち運び出来るカメラ」を人々の胸元におさめさせることになる。カメラの立ち位置はこの10年で大きく変化し、誰でも気軽に写真撮影をし、写した写真を楽しめる時代となった。

それでは日常の何気ない風景や人物などを撮影する時、主にどんな機材で撮影しているだろうか。いくつか代表的なカメラを選択肢として用意し、一択で選んでもらったところ、もっとも多い回答は「カメラ付き携帯電話」だった。フィルムカメラはもちろんだが、デジタルカメラ以上に携帯電話が使われている、ということになる。

日常の何気ない風景や人物を撮影する時に主に何で撮影していますか(択一)
日常の何気ない風景や人物を撮影する時に主に何で撮影していますか(択一)

元々今調査が携帯電話の個人認証を介した上でのもののため、多少携帯電話に有利な結果が出ている可能性はある。しかし携帯電話の普及率そのものを考慮すると、世間全般で考えてもほぼ同じ結果が出ることは想像するに難くない。

男女別では男性が携帯電話とデジカメの利用率がほぼ同数なのに対し、女性は携帯電話のデジカメ機能がデジカメに対しダブルスコア近くまで差を広げている。【ケータイのデジカメ機能良く使う? 若年女性は「いっぱい使うの!」】でも触れているが、女性は携帯電話のデジカメ機能を非常に良く利用しているのだろう。

カメラ、写真をより身近なものにしたデジカメ、そして携帯電話。社会生活における「写真」の立ち位置も、今までとは違ったものになっていくに違いない。いや、すでにもうなりつつあるのだろう。



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