【更新】ケータイの買い替え機会はどんな時? 「壊れた」「調子が悪くなった」ら

2009/09/25 04:20

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壊れた携帯電話イメージクロスメディアマーケティングは2009年9月18日、携帯電話に関するアンケート調査結果を発表した。それによると、手持ちの携帯電話を買いかえるタイミングとしてもっとも多くの人が答えた選択肢は「現在利用ている端末が壊れた時」で過半数の人が同意を示していた。他にも「調子が悪くなってきた時」「充電の無くなるのが早くなった時」など、端末の不具合に関する項目が上位を占めている([発表リリース、PDF])。



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今調査は2009年8月7日から10日にかけて携帯電話経由で行われたもので、有効回答数は2993。男女比はほぼ1対1、年齢階層比は10・20・30・40・50代でほぼ均等割り当て。

アプリやデジカメ機能、ワンセグなど新機能の登場や、携帯電話本体の調子が悪くなるなど、携帯電話を買いかえる「タイミング」は実に多種多様。過去の他調査機関の調べ(【電池劣化がケータイ本体の買い替え時……携帯電話の充電池事情】では、電池の充電があまり利かなくなった時が本体の買い替え時だという意見が多数を占めている。

それでは実際、どのような状況と対面した場合、買い替えを考えているのだろうか。複数回答で尋ねたところ、「現利用端末が壊れた時」が55.8%ともっとも多くの回答を得た。

あなたが携帯電話機を次に買い換える(機種変更を含む)タイミングはいつですか(タイプ別で色分け)
あなたが携帯電話機を次に買い換える(機種変更を含む)タイミングはいつですか(タイプ別で色分け)

壊れても修理をすればいいような気もするが、購入してある程度使い倒した上での話なら「せっかくだから」という気持ちが強く働くのだろう。「利用時間経過」と「せっかくだから」がリンクする、同様の意見として考えられる「調子が悪くなってきた」「電池の充電が無くなるのが早くなった」などが多数を占めるのも同様の理由と思われる。

装飾品のように
デザインの点で
買い替えを決める人は
あまり多くない
また、いわゆる「縛り」(契約したら一定期間は継続利用しないと、高い違約金を支払う必要がある)が携帯電話の買い替えに大きな影響を与えていることも分かる。本当はもっと早く買い替えたい、けれども余計なお金を支払いたくはない、という心境がうかがえる。

他方、新デザインや好みのデザインの登場、現行端末に飽きたなど、見た目や流行の流れで買いかえる人はあまり多くない(女性20-30代では他階層よりやや多めの傾向があるが)。料金体系が変わったのも一因だろうが、現在の「携帯買い替え」はファッション性より実務的要因によるところが大きいようだ。



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