おやつを食べる小中学生の割合は……?
2009/09/23 08:20
ネットマイルは2009年9月15日、食生活についてのアンケート結果を発表した。それによると、調査母体においては三食の食事以外におやつを食べる子供は全体の8割以上に達していたことが分かった。間食をしない子供は1割強でしかない。性別では女の子の方が「おやつ率」が高く、学年階層別では高学年になるにつれて「おやつ率」が下がる傾向がある([発表リリース、PDF])。
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今調査は2009年8月6日から10日までの間にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は548人。男女比は157人対391人、学年階層比は小学6年生31.6%・同5年24.1%・中学1年生76%など。なお小学低学年(1年・2年)は11人しかいないため、今調査では参考値扱いとなっている。
朝昼晩の三食の食事以外に、間食としておやつを食べると回答した子供は全体の81.8%に達していた。5人に4人以上は「おやつ有りな食生活」を営んでいることになる。
朝、昼、夜の食事以外に間食をしますか
また、全体では5.8%が「おやつ」ではなく3食以外に(夜食などの)ご飯を食べると答えている。受験勉強などで夜遅くまで起きているため、親が気遣って夜食をつくってくれるのだろうか。実際、小学生より中学生の方が「3食以外のご飯率」が高いところを見ると、そのパターンが多そうだ。
女の子……お菓子などの「おやつ」
さらにリリースにもあるが、学年が上がるにつれて「間食」の割合が減る傾向にある。これは生活リズムの変化だけでなく、自分の体格を気にするようになり、ダイエット志向が沸き上がってきた結果による可能性がある。
朝食と昼食の間と、昼食と夕食の間の時間の差や、午後に活発な活動を行うことが多い状況を考えると、昼食と夕食の間におやつを口にしたくなる気持は十分に分かる。とはいえファストフードやスナック菓子をバリバリ食べながら炭酸飲料のペットボトルを一気飲みするような「おやつ」では、成人病まっしぐらとしか評価のしようがない。
子供の好き嫌いを見極める必要もあるが、保護者側も「おやつ」を与えるにしても、どんな「おやつ」を与えるべきなのか、じっくりと考えねばならないだろう。
蛇足だが、今設問の選択肢には「おやつを食べる」「3食以外のご飯を食べる」「間食はしない」の3パターンしかない。子供たちの中には「おやつも食べて、夜食なども食べる」という子供もいるのだろうか。もしそのようなパターンに当てはまる子供がいたら、メタボ化が心配だ。
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