住宅ローン 借り換えしない その理由 一番なのは「手続き面倒」
2009/09/20 11:11


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今調査は2009年8月20日から21日の間に、住宅ローンの借り入れをしている人に対しインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000件。男女比は1対1で、年齢階層比は20代から60代で均等割り当て。
住宅ローンには大きく分けて「変動金利型」「完全固定金利型」「固定期間選択型」の3タイプが存在する。借入時期の金利や今後の金利動向を見ながら、契約時にタイプを決め、その後もお得ならば借り換えを行い、少しでも支払い総額や月額の負担を減らそうとするのが人の常というもの。
そこで現在、住宅ローンの借り換えを検討しているか否かについて尋ねたところ、現在検討中・今後借り換えを検討したいをあわせた「借り換え考え中」な人は34.7%に達していた。3人に1人は借り換えに心を動かされていることになる。

これから住宅ローンの借り換えを検討しているか
他方、「借り換えはしない」と借り換え否定している人もほぼ同数。この人たちに、なぜ借り換えをしないのかについて尋ねると、もっとも多い回答は「手続きが面倒」だった。実に半数近く。

住宅ローンの借り換えをしない理由(借り換えを検討していない人限定)
「金利が高いとは思わない」「完全固定金利型で借りている」「借り換えると金利が高くなる」は、ある意味仕方のない話。金利を出来るだけ下げる・負担を軽くするのが借り換えの目的なのに、逆に金利を上げてしまったのでは意味が無い。

ちょっとした手間を惜しむことなく努力をすれば、それに見合うだけの結果が得られる。例えば手数料に30万円かかったとしても、その借り換えでローンの支払い総額が300万円減らすことが出来れば、差し引き270万円の出費削減になる。言い換えれば「30万円の投資で10倍の利益をあげた」のと同じ計算だ。これほど割の良い話はない。
もちろん住宅ローンの借り換えで、必ずプラスの結果が出るとは限らない。プラスとなるか否かについては、専門家に相談してみると良いだろう。
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