【更新】自宅でお好み焼き・たこ焼き、作ります?
2009/09/18 05:32
【日清製粉(2002)】は2009年9月17日、お好み焼きとたこ焼きに関する調査結果を発表した。それによると、調査母体の主婦においては「お好み焼き」を自宅で作る人は全体の8割を超えていることが分かった。一方でたこ焼きは5割強でしかなく、「内食」という点ではお好み焼きの方がハードルが低いように見える([発表リリース])。
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今調査は2009年8月31日から9月1日にかけてインターネット経由で行われ、有効回答数は1000人。対象は4-18歳の子供を持つ30-49歳の既婚女性。対象エリアは北海道・宮崎県・東京都・愛知県・大阪府・広島県・福岡県でほぼ同数ずつ。
お好み焼き・たこ焼きを自宅で作るか否かという問いには、お好み焼きが85.5%・たこ焼きが51.8%だった。県別データが一部しか公開されていないが、
東京:77.3%、大阪:93.7%
・たこ焼き……全体で51.8%
東京:37.1%、大阪:68.5%
という結果が出ている。作る人限定で「作る回数」を尋ねた結果が次の通り。
自宅でお好み焼き/たこ焼きを作る回数(月平均)(作る人限定)
やはり自宅でお好み焼き・たこ焼きを作る頻度においても、西高東低の傾向があるようだ。
また、県別の「自宅で作る頻度」が公開されていないので非常にラフ・参考値でしかないが、全体の「自宅で作る人」の割合を上記グラフの結果にかけ、「調査母体全体(作る人限定では無くて)の作る回数」を算出したのが次のグラフ。
自宅でお好み焼き/タコ焼きを作る回数(月平均)(全体における「作る人」の割合勘案)
たこ焼きは全体に占める「作る人」の割合そのものが小さいので、必然的に「全体における」作成頻度も落ちてしまう。また、実際には上記にあるように地域によってかなりの「作る人」の割合は異なるので、実際には地域の差はもっと大きなものとなるだろう。
大阪ミナミのえびすばしの[公式サイ]によると、大阪では一家に一台は「たこ焼き器」があるという。また「広島では一家に一台お好み焼きの鉄板が用意されている」という話を耳にしたこともある。東京では考えられないような話だ。これもまた、日本が多種多彩で豊かな食文化に囲まれているという証なのだろう。
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