【更新】小中学生の食卓に並ぶ食材御三家とは!?

2009/09/18 04:35

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食材イメージネットマイルは2009年9月15日、食生活についてのアンケート結果を発表した。それによると、調査母体の子供たちの視線から見て、普段の食卓に並ぶ食材でもっとも多いものはお米で、8割強が回答していた。次いで野菜・肉・魚貝類の順となっており、いわばこの「食材御三家」ともいえる食材がバランス良く採用された食事をとっているようすがうかがえる([発表リリース、PDF])。



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今調査は2009年8月6日から10日までの間にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は548人。男女比は157人対391人、学年階層比は小学6年生31.6%・同5年24.1%・中学1年生76%など。なお小学低学年(1年・2年)は11人しかいないため、今調査では参考値扱いとなっている。

回答者の目から見て普段の食卓に良く並ぶ(並びうる、並んだところを見たことがある、では無い)食材について尋ねたところ、もっとも多い回答数を得られたのは「お米」で83.0%に達していた。

普段の食卓に並ぶ食材(複数回答)
普段の食卓に並ぶ食材(複数回答)

今調査は小学生・中学生を対象にしていることを考えると、「小中学生を持つ世帯で出される平均的な食事の内容」がおぼろげながら浮かんでくるのが興味深い。主食としてはご飯が圧倒的に多く、めん類はその半分程度、パン類は2/5くらいという計算になる。また、主食系では魚貝類よりも肉系統が好まれ、それよりさらに野菜が多く用意されていることが分かる。

なかなかにバランスの取れた食生活を送っているようにも見えるが、卵などがやや少なめなこと、そして海藻や乳製品のような、魚貝類以外でカルシウムを摂取できる食材の登場率がやや低めなのが気になるところ。

お菓子類を除けば、小中学生が自ら買い食いをして栄養分を補充する状況は考えにくく、保護者が出された食事で栄養バランスを調整するしかすべがない。子供自身は好き嫌いなく食べるのはもちろんだが、食事を作り食卓に並べる保護者側も、栄養のバランスについて注意をしておきたいものだ。

ちなみに余談となるが、サントリーで実施されている[食材御三家1年分プレゼント]に登場する「食材御三家」とは、「肉米野菜」では無く「肉米魚」である。ありがたみ・プレゼントとしての重みによるものだとは思うが……野菜、頑張れ。



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