朝食抜きな子供は6%強・中学生に限ると1割超も
2009/09/16 08:08
ネットマイルは2009年9月15日、食生活についてのアンケート結果を発表した。それによると、調査母体においては朝食を抜いている子供は全体の6%強に達していることが明らかになった。男女別では男の子の方が圧倒的に多く、学年階層別では小学生より高校生の方が「朝食抜き」の割合が高いという結果が出ている([発表リリース、PDF])。
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今調査は2009年8月6日から10日までの間にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は548人。男女比は157人対391人、学年階層比は小学6年生31.6%・同5年24.1%・中学1年生76%など。なお小学低学年(1年・2年)は11人しかいないため、今調査では参考値扱いとなっている。
調査母体に対し、毎日の食生活について尋ねたところ、毎日3食(朝昼夜欠かさずに)食べていると回答した子供は92.5%に達していた。一方で「昼と夜のみ」、つまり「朝飯抜き」の子供は6.8%と、1割には達していないものの確実に存在することも確認できる。
毎日3食(朝、昼、夜)を食べていますか
男女別に見ると、「朝食抜き」は男の子は女の子の2倍以上・11.5%と1割を超えている。また学年階層別では小学生が5%前後に留まっているものの、中学生になると11.6%と急に2倍以上に跳ね上がる。これは別機関の調査結果【高校生 朝飯時間 余裕無し、平均わずか 10と3分】でも明らかにされているが、歳を経るほど・男の子の方が(忙しくて)朝食に取る時間が少なくなり、必然的に「朝食抜きで登校」のパターンが増えているのが要因。
【朝食抜きは身体に借金をしているようなもの……一人暮らし20代の男性3人に2人は朝食抜き】などで解説しているが、朝食抜きは今現在だけでなく将来に向けて負担を上積みしているようなもの。朝食の時間も惜しいのなら、その分早めに就寝して時間の調整をつければよい。もちろんそのような食生活・生活全体のリズムを構築できるよう、保護者も率先して朝食を作り・食べる必要があるだろう。
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【乳幼児の1割が「朝食抜きの日が週二回以上」という調査結果】
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