工夫した 形で寝相が 悪くても 体に寄りそう 不思議なお布団

2009/09/12 08:53

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寝返りに添う掛けふとんイメージ【良品計画(7453)】の商品ブランド無印良品は2009年9月11日、寝相が悪くても布団そのものが自然と体に寄りそう仕組みが施された「寝返りに添う掛けふとん」を同年9月17日から発売すると発表した。価格はシングルタイプが1万5000円、セミダブルタイプが1万9000円(税込)(【発表ページ】)。



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「寝返りに添う掛けふとん」
「寝返りに添う掛けふとん」

「寝返りに添う掛けふとん」は、本来なら中の綿がかたよらないようにするためのキルティング(キルトトップ、キルト綿、裏布の3層を重ね、ミシンなどで一緒に縫い合わせて部分的に綿や毛糸を入れ、模様を浮き上がらせる技法)をうまく活用し、寝返りを打っても自然にキルティングのラインで布団が折り返されるようにしたもの(上下左右のステッチが、人間の体を包み込むように作られている)。これで寝返りを繰り返しても、理論的には布団が自然と体に寄りそう形になる。

開発者曰く「キルティングの位置と本数、カーブの曲率を何度も調整し、身長や体型による効果の違いが少なくなるように完成させました」「機能を損なわずに、上下左右対称のパターンを採用したことで、向きを変えずに使用できるようにもしました」とのことなので、多少の身長差なら特に問題なく使えそう。

元記事などによれば、人はだれもが眠っている間に何十回も寝返りをうつものだという。寝返りを繰り返している間に、布団がはだけてしまい、寒さで目が覚めたり風邪をひいてしまうリスクを軽減できるという点では、面白い一品かもしれない。



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